2010年大晦日
I'll never forget the last day of 2010...
2010年の大晦日は決して忘れることのできないものになった。
Coromandel半島を後にし、一夜明けた12月31日(大晦日!)はひたすら東へ車を走らせる。途中途中で景色を見たり海岸でゆっくりしたりして14:30過ぎにTe Araroaという町に着いた。ここからNZの最東端であるEast Capeまでは一本道。しかも大半は舗装されていない砂利道。そんな道が約20km続く。しかしその先に目的の場所があるのだから行かないわけにはいかない。とりあえずNZの最東端を目指す。
East Capeへの唯一の道
丘の上に見えるのがEast Capeの灯台
しばらくすると駐車スペースがあり、行き止まりになった。いよいよだ。ここから階段を上りEast Capeの灯台を目指す。上りきる頃には汗だく・・・。階段は全部で758段(数えた!)あった。
頂上につくとけっこうな数の観光客がいた。でも上りきった後の景色はまた格別だった。とうとうここまで来た・・・NZの最東端へ。ただ、本当の目的は翌朝。2011年の初日の出を世界中の誰よりも先に見ること。そう、ここは「世界で一番最初に朝日が昇るのを見られる場所」と言われている。こんなチャンス滅多にない。
灯台へと続く階段
NZの最東端に立つ!
翌朝に向けた下調べも無事に終わり、あとは翌朝を待つだけ。ここは特に他に見るものもないので、さっさと翌朝に向けた準備をすることに。まず今来た道を戻り、町で給油。これは初日の出を見た後にすぐ次の目的地へ向けて出発できるように(朝早くにガソリンスタンドがやっていないので)。そして飲み物を買い、もう一度East Capeへ。プランとしてはこのままEast Capeの灯台下で車中泊し、4時くらいに起き、初日の出に備える・・・。うん、完璧。飲み物も買ったし、食糧も持ってきているので大丈夫。車もバンなので後部座席をフラットにすれば普通に寝られる。枕も持って来てるし。
East Capeに戻り、灯台への階段の入口近くのベストポジションを確保。寝床も作って準備万端。本を読みながらリラックスしていると、同じようにここで夜が明けるのを待つつもりの人に声をかけられた。
「ここで寝るの?」
「うん、この車の中で寝るよ。で、夜明け前に起きて初日の出を見る!」
「あぁオレたちも初日の出を見に来たんだ♪オレたちは灯台の下で野宿するよ」
「マジ?じゃあ気をつけてね・・・。」
「それじゃあまた明日の朝、上で会おうね~♪」
そういって彼らは階段を上っていった。どうやらNZ人ではないようだ。たぶん他の国からの旅行者だろう。同じようなことを考えるヤツはいっぱいいるんだなぁと思った(笑)
20時近くになり、手作りサンドイッチで夕食を済ませるとふとサンセットを見てみようと思った。NZは現在サマータイム、21時近くまで明るいし太陽が沈むのも20時過ぎなのだ。本日2回目の登頂。またしても700段を超える階段を上り、汗だくで頂上に着くとそこには先程の2人組とそれとは別の4人組がいた。
East Capeの夕日
East Capeの夕焼け
聞けば先程の2人組はイタリア人でホリデーでNZに来たらしい。最大の目的はEast Capeで世界で一番最初の初日の出を見ること。そのために朝Aucklandを出発して10時間かけてやって来たという。そして初日の出をみたらまっすぐAucklandに帰るという・・・(苦笑)なんというタフな日程(苦笑)さすがイタリア人、情熱的(?)である。
もう一方の4人組はフランス人のカップル同士。バン2台でキャンプしながら旅行しているという。East Capeには2日前から来ていて世界で一番最初の初日の出を見たら次のところに行くらしい。
そこに世界で一番最初の初日の出を見るためにたった一人でやって来たJapaneseが加わり、みんなたどたどしい英語でコミュニケーションを取る(笑)みんながみんな完璧な英語じゃないので身振り手振りも交えながらのおしゃべり。しかもイタリア人たちはビールやおつまみなんかも持って来ていたので「まぁ飲もうよ♪」と(笑)一気に打ち解ける7人。そのうち、話題は翌朝までどう過ごすかということになった。
例のイタリア人は、当初灯台の下で寝るつもりだったが、想像以上の寒さに野宿を断念したらしい(苦笑)寝袋なんてもってないし、バスタオルを下に敷いて寝るつもりだったらしい・・・。いくら夏とはいえ、朝晩は冷える・・・無謀としか言いようがない(苦笑)するとフランス人たちが、「私たちすぐ近くの海岸にキャンプ張ってて今夜はキャンプファイヤーやろうと思ってるからおいでよ♪」と誘ってくれた。ここで会ったのも何かの縁。面白そうだったので行ってみることにした。
East Capeで出会った仲間たち
着くと砂浜にはすでに流木が積まれておりキャンプファイヤーの準備万端(笑)さっそく火をつけようとするが・・・フランス人、焚き火の基本をわかっちゃいない!まずいきなり大きな木に火が点くわけないのに、でっかい木がごろごろ積み重ねられている。しかも流木って湿っているからなかなか火が点かないのに・・・。最初はフランス人の男性陣に任せていたが・・・なかなか着火しないのでいてもたってもいられなくなり、着火のお手伝い。なんとか火が点くと、「Good job! Matchan!!」と(笑)結局その後も火の調節や薪をくべるのはJapanese fire masterの役目となった・・・。
焚き火で暖を取りながら楽しいおしゃべりが続く。すると新たにスペイン人、ドイツ人、カナダ人の3人組が「遠くで明かりが見えて楽しそうだなと思って来ちゃった♪仲間に入れてもらってもいい?」と言ってやって来た。もちろんみんなWelcome!合計10人での宴が続く。フランス式のトランプを使ったゲームも面白く、気がつけば2010年もあとわずかとなっていた。
時計を見ながら「あと○分!」、「あと○十秒!」と徐々に上がるテンション。そしてカウントダウンが始まった。
「・・10、・・9、・・8、・・7、・・6、・・5、・・4、・・3!・・2!!・・1!!!・・・A Happy New Year!!!!!!!!!」
年越しの瞬間は今までの人生の中でも最も楽しい年越しの瞬間となった。初めて会った外国人たちと共に海岸で迎える新年の幕開け(笑)紅白歌合戦もゆく年くる年も年越しそばも除夜の鐘もない。それらの日本的な要素・情緒は全くなく、パーッと年が明けた(笑)とはいってもこの時まだ日本は2010年。時差があるので日本のみなさんよりも4時間早く2011年を迎えることができた(笑)まぁ、これは日本では経験できないことなので非常に貴重な体験となった。
無事に2011年を迎えることができた我々。しかし最大の目的はこの後!果たして世界で一番最初の初日の出は見られるのか!?次回に乞うご期待!
まっちゃん
2011年1月 5日 09:49 | カテゴリー: from NZ | コメント (0) | トラックバック (0)









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