ホーム > ブログ > スタッフブログ

スタッフブログ

UKリポート 【Manchester City vs Newcastle United編】

UKリポート 【Manchester City vs Newcastle United編】

  Don't do the dangerous tackle, don't be lazy.

  激しいプレーはいいけど、相手にケガを負わせるタックルはやっぱりよくない。

 

 前日のバーミンガム・シティーvsエバートンの試合に続き、マンチェスター・シティーvsニューキャッスルの試合を観戦することに。先日訪れたCity of Manchesterに再び足を運び2試合目のプレミアリーグ観戦となった。

 スタジアムに向かう途中で渋滞に巻き込まれ、到着が遅れたがKick Offにはギリギリ間に合った。今回も前から5列目くらいの席でピッチがすぐ目の前。前回のCity of Manchesterでの試合はEuropa Leagueのユベントス戦だったが今回はプレミアリーグ。週末ということもありスタジアムの雰囲気は比べ物にならないくらいすごかった。我々の周りはマン・シティーのファンだらけ。やはりここでも年齢・性別は関係なく、みんなが本気でマン・シティーを応援している。満員のスタジアム(約5万人)の後押しを受けて毎回ホームゲームが戦えるのだ。選手冥利に尽きることだろう。

 

 さて、この試合のハイライトはテベスの先制点でも1-1の後半に途中出場の選手がホームチームを勝利に導く決勝ゴールを決めたシーンでもない。

 それは試合開始直後におとずれた・・・。

 

 我々が席に着くと同時にキックオフされた試合は、両チームとも立ち上がりから激しいプレーの連続だった。そして観ているこちら側がまだ試合に慣れ切らない前半3分・・・。

 ルーズボールを拾ったニューキャッスルのベンアルファがドリブルを開始したところへマン・シティーの選手が強烈なスライディングタックルをお見舞いした。その瞬間「パコーーン!!」とものすごい音が。その時は「これはすね当てが割れちゃったな・・・」と思った。ファウルの笛も吹かれず、そのままプレーが続行されたので大丈夫なのかと思いきや・・・。やはりタックルを喰らったベンアルファが起き上がれない。すぐさま駆け寄る選手たち。そしてすぐに交代を要求。どうやらただ事ではない様子。審判もすぐにドクターと担架を呼び入れる。

 開始直後の出来事にあっけにとられながらその光景を観ていた観客も次第に事の重大さがわかってきたのかざわつき始める。どうやら骨折しているようだ。しかもかなり深刻な状態・・・。ピッチではその場で酸素吸入を始め、物々しい器具で脚を固定し始めた。遠目からなのではっきりとはわからなかったが、すねの骨が折れて脚がぷらぷらしていた気がする・・・(汗)

 

 結局ベンアルファはそのまま退場を余儀なくされ、おそらく病院へ直行しただろう。なんともすごいものを観てしまった・・・。さて、ここで問題になるのが誰があんな危険なタックルを見舞ったのか。答えはすぐに出た。

 文字通りベンアルファを病院送りにしたのはマン・シティーのMF、デ・ヨングだった。この名前にピンとくる人も多いと思うが・・・そう、あのデ・ヨングだ(苦笑)今年のW杯決勝でスペインのシャビ・アロンソに跳び蹴りを喰らわせたあのオランダ代表のデ・ヨングである。ある意味みんな納得(苦笑)「やっぱりアイツか・・・」みたいな雰囲気だった。そしてW杯決勝と同じくレッドカードは出されなかった。これがアウェーだったらものすごいブーイングでヤバイことになっていたかもしれないが、ホームだったためブーイングはそこまでひどくなかった(もちろんニューキャッスル側はブーイングしまくりだったけど)。それでもいくらホームチームの選手といえどもあのタックルであのケガを負わせてしまったので、スタジアム全体も「うーん・・・」みたいな空気にしばらく包まれていた・・・。

 

 試合は結局テベスのPKでマン・シティーが先制したが、前半のうちにニューキャッスルが同点に追い付く。得点後、マン・シティーファンの目の前で喜びのダンスを踊って喜びを表現したのにはものすごいブーイングが浴びせられていたが・・・(苦笑)そして1-1で迎えた後半30分、3分前に投入されたアダム・ジョンソンがキレキレのドリブルでDFを振り切り決勝ゴールを叩き込んだ!歓喜に沸くスタジアム!前日のエバートンファンの様子もすごかったが、アウェーだったため人数が限られていた。しかし今回はホームのため、スタジアム全体が一斉に喜びを爆発させた時の衝撃はハンパじゃない!その場にいられて本当によかったと思う。あれを肌で感じることができたというのは間違いなく財産になる。本当にいい経験をさせてもらえた。

 

 最後に面白いエピソードを。

 我々のすぐ後ろで試合中ずーっとうるさいおじさんがいた。熱狂的なマン・シティーファンなのだろう。応援歌も歌うし声援も送るが、ヤジも飛ばす飛ばす(苦笑)特に途中出場のアデバヨールには容赦ない。かなりの高給取りであるアデバヨールが守備をしない、全力でチェイシングしないのが許せないらしく、「Adebayor! Get out of the pitch!! (アデバヨール!ピッチから出ていけ!!)」と何度も叫んでいた。しまいには"怠け者"を意味する"lazy"を付けられ"レイジィバヨール"と呼ばれ「Lazybayor! Get out of the pitch!! (怠け者アデバヨール!ピッチから出ていけ~!!」に変わっていた。Lazybayorって・・・(苦笑)

 さんざんレイジィバヨール(笑)にヤジを飛ばして、「お前もなんでこんな選手使うんだ!?マンチーニ!!」と監督にも文句をぶつけていたこのおじさん、最終的にマン・シティーが2-1で勝利を収めると、それまで散々ヤジったことなどすっかり忘れて誰よりも大きな声で勝利の歌を歌っていた(笑)しかも「よくやったシティー!よくやったぞマンチーニ!!」って(笑)もう勝ったからなんでもいいのね(苦笑)

 と、こんな面白い人にも会えて(?)心から楽しめた。でもあのおじさんは強烈だったなぁ・・・(笑)

まっちゃん

コメントの投稿

トラックバック

トラックバック URL: http://jindai-fc.com/mt/mt-tb.cgi/657