UKリポート 【Birmingham City vs Everton編】
Whatching Premier League was first time in my life!!
10月2日(土)、いよいよ人生初のプレミアリーグを観戦することに!
午前中、U-11の試合を行いランチを食べた後、プレミアリーグのバーミンガム・シティー vs エバートンの試合を観にバーミンガム・シティーの本拠地St. Andrew'sへ。スタジアムの近くまで来るとなんと警察が我々のバスを先導してくれた(笑)まるでVIPのような扱いに嬉々としながらスタジアムに乗り込む。
到着するとさっそく子どもたちはグッズ売り場へGO!ユニフォームからマフラー、帽子そしてマッチデープログラムなど様々なグッズを買ってそれぞれ観戦の準備を整える。
謎の応援グッズ・・・子どもたちには大人気(笑)
スタジアムに入ると両チームの選手がウォーミングアップ中。スタンドはまだまだ空席が目立つ。St. Andrew'sは100年以上の歴史を持つ典型的なイングランド式のスタジアム。スタンドからピッチまでが近くすぐそこに選手がいる状態。バーミンガム・シティーには元マンUのGK、ベン・フォスターや元アーセナルでバルセロナからレンタル移籍中のフレブ、202cmの超大型FW、ジキッチなどがいて、エバートンには元マンUのフィル・ネヴィル(マンUのガリー・ネヴィルの弟)やオーストラリア代表のケーヒルなどがいる。でも、一番目立っていたのはエバートンのフェライニという選手。そこまで有名な選手ではないが、あの長身(194cm)にあのアフロヘアーはインパクト大(笑)一度見たら忘れられない・・・。もちろんプレーも良かった。長身の割にはボールタッチも柔らかく印象に残る選手だった。
左端の25番(アフロ)の選手がフェライニ
さて、肝心の試合内容だが、ホームのバーミンガム・シティーがボールを持つ時間が長かったがこれといって攻撃の形が見られない。逆にエバートンのほうがカウンターを中心に効率よく攻めていた。後半早々のオウンゴールという不運な形の失点が象徴するようにこの日のバーミンガム・シティーは歯車が噛み合わない。1点を追って攻撃の姿勢を強めるために残り20分から202cmのFWジキッチを投入。ジキッチめがけてロングボールを放り込むシンプルだが最も効果的なパワープレーに出る・・・かと思いきや、これが全然。せっかくジキッチが入ってきたのになかなかボールをジキッチに入れない。ボールをキープしながら攻め込もうとするのだが、シュートまで行けない。これじゃジキッチの高さを生かせない。もっとシンプルにロングボールを入れたほうがチャンスを作れる気がしたが、なかなかロングボールを蹴り込まない・・・。観ているこちらがヤキモキする展開が続く。
さらにようやくロングボール!と思ったら肝心のジキッチが競れない競れない・・・。ジキッチめがけてのボールも少ない(意味ないじゃん!)が、いざジキッチに向けてボールが蹴り込まれても当のジキッチが落下地点、ジャンプのタイミングなどをことごとくミスするので万全の状態で競り合えない。これではチャンスが作れない。
そんなチグハグな攻撃に終始しているとやはり痛い目をみることに。迎えた後半ロスタイム。敵陣深くでFKを得たエバートンはリードしていることもあって余裕を持って再開。ボールをキープしながら時間の経過を待つのかなと思った矢先、一気にドリブルのスピードを上げDFを振り切るとするどいクロス。そこに飛び込んだのは日本人なら誰しも彼の恐ろしさを知るオーストラリア代表のケーヒル。見事なダイビングヘッドがゴールに突き刺さり2-0。これで勝負あり。エバートンファンは狂喜乱舞し、バーミンガム・シティーファンはスタジアムを後にし始める・・・。しかもこのゴール、エバートンファン側でのゴールだったのでゴール裏をいっぱいに埋めたエバートンファンはスゴイ騒ぎ。ケーヒルもどうだと言わんばかりの表情でエバートンファンの前で両手を広げる。エバートンファンはそれを見て「ケーヒル!ケーヒル!」の大合唱で大盛り上がり(苦笑)やはりこの雰囲気は最高だ!
集団でここまでの大歓声が起こせるのか、とビックリするぐらいの声量。喜怒哀楽もはっきりとしていてわかりやすい(笑)ゴールが決まれば喜びを爆発させるし、選手がファウルを受けたり不利なジャッジだったら容赦なく怒る(でもすぐ収まる)し、負けたらこの世の終わりか・・・ぐらいの表情でスタジアムを去り、勝ったらそれまでどんなに悪いことが続いた日でも「今日は最高の日だな♪」って顔をして帰路に着く・・・。これがFootball cultureだ。年齢、性別を問わず誰もがひいきのチームを心から応援している。それが本気だからこそ、あれだけの声となり、称賛になり、叱咤激励になる。一人一人が本気になればこれだけの雰囲気が作れるのだ。これはやはりその場で直接感じなければわからない。ちょっと日本のJリーグでは味わったことのない感覚に鳥肌が立ったのを覚えている。
エバートンのゴール後
結局アウェーのエバートンが効率の良い攻撃で2-0でバーミンガム・シティーを粉砕した。バーミンガム・シティーはフレブが技術の高さを見せつけさすがと思わせたが、いかんせんこの日はチグハグだった。特にジキッチを生かせないのは問題。宝の持ち腐れとはこういうことを言うのだろう。いくら武器があってもそれを効果的に使えないのなら意味がない。それは本人の問題もあるだろうが、一番はチームとしての共通理解。この選手はこういう特徴があるからそれを生かすためにはどうすればいいか、を共通認識として持っていなければならない。その点でこの日のバーミンガム・シティーはもう一歩だったと言わざるを得ない。
"勝ちに不思議の勝ちあれど、負けに不思議の負けはなし"
この言葉の通りである。
まっちゃん
2010年11月 2日 07:11 | カテゴリー: from NZ | コメント (0) | トラックバック (0)









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