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スタッフブログ

2010年11月

UKリポート 【Manchester City vs Newcastle United編】

UKリポート 【Manchester City vs Newcastle United編】

  Don't do the dangerous tackle, don't be lazy.

  激しいプレーはいいけど、相手にケガを負わせるタックルはやっぱりよくない。

 

 前日のバーミンガム・シティーvsエバートンの試合に続き、マンチェスター・シティーvsニューキャッスルの試合を観戦することに。先日訪れたCity of Manchesterに再び足を運び2試合目のプレミアリーグ観戦となった。

 スタジアムに向かう途中で渋滞に巻き込まれ、到着が遅れたがKick Offにはギリギリ間に合った。今回も前から5列目くらいの席でピッチがすぐ目の前。前回のCity of Manchesterでの試合はEuropa Leagueのユベントス戦だったが今回はプレミアリーグ。週末ということもありスタジアムの雰囲気は比べ物にならないくらいすごかった。我々の周りはマン・シティーのファンだらけ。やはりここでも年齢・性別は関係なく、みんなが本気でマン・シティーを応援している。満員のスタジアム(約5万人)の後押しを受けて毎回ホームゲームが戦えるのだ。選手冥利に尽きることだろう。

 

 さて、この試合のハイライトはテベスの先制点でも1-1の後半に途中出場の選手がホームチームを勝利に導く決勝ゴールを決めたシーンでもない。

 それは試合開始直後におとずれた・・・。

 

 我々が席に着くと同時にキックオフされた試合は、両チームとも立ち上がりから激しいプレーの連続だった。そして観ているこちら側がまだ試合に慣れ切らない前半3分・・・。

 ルーズボールを拾ったニューキャッスルのベンアルファがドリブルを開始したところへマン・シティーの選手が強烈なスライディングタックルをお見舞いした。その瞬間「パコーーン!!」とものすごい音が。その時は「これはすね当てが割れちゃったな・・・」と思った。ファウルの笛も吹かれず、そのままプレーが続行されたので大丈夫なのかと思いきや・・・。やはりタックルを喰らったベンアルファが起き上がれない。すぐさま駆け寄る選手たち。そしてすぐに交代を要求。どうやらただ事ではない様子。審判もすぐにドクターと担架を呼び入れる。

 開始直後の出来事にあっけにとられながらその光景を観ていた観客も次第に事の重大さがわかってきたのかざわつき始める。どうやら骨折しているようだ。しかもかなり深刻な状態・・・。ピッチではその場で酸素吸入を始め、物々しい器具で脚を固定し始めた。遠目からなのではっきりとはわからなかったが、すねの骨が折れて脚がぷらぷらしていた気がする・・・(汗)

 

 結局ベンアルファはそのまま退場を余儀なくされ、おそらく病院へ直行しただろう。なんともすごいものを観てしまった・・・。さて、ここで問題になるのが誰があんな危険なタックルを見舞ったのか。答えはすぐに出た。

 文字通りベンアルファを病院送りにしたのはマン・シティーのMF、デ・ヨングだった。この名前にピンとくる人も多いと思うが・・・そう、あのデ・ヨングだ(苦笑)今年のW杯決勝でスペインのシャビ・アロンソに跳び蹴りを喰らわせたあのオランダ代表のデ・ヨングである。ある意味みんな納得(苦笑)「やっぱりアイツか・・・」みたいな雰囲気だった。そしてW杯決勝と同じくレッドカードは出されなかった。これがアウェーだったらものすごいブーイングでヤバイことになっていたかもしれないが、ホームだったためブーイングはそこまでひどくなかった(もちろんニューキャッスル側はブーイングしまくりだったけど)。それでもいくらホームチームの選手といえどもあのタックルであのケガを負わせてしまったので、スタジアム全体も「うーん・・・」みたいな空気にしばらく包まれていた・・・。

 

 試合は結局テベスのPKでマン・シティーが先制したが、前半のうちにニューキャッスルが同点に追い付く。得点後、マン・シティーファンの目の前で喜びのダンスを踊って喜びを表現したのにはものすごいブーイングが浴びせられていたが・・・(苦笑)そして1-1で迎えた後半30分、3分前に投入されたアダム・ジョンソンがキレキレのドリブルでDFを振り切り決勝ゴールを叩き込んだ!歓喜に沸くスタジアム!前日のエバートンファンの様子もすごかったが、アウェーだったため人数が限られていた。しかし今回はホームのため、スタジアム全体が一斉に喜びを爆発させた時の衝撃はハンパじゃない!その場にいられて本当によかったと思う。あれを肌で感じることができたというのは間違いなく財産になる。本当にいい経験をさせてもらえた。

 

 最後に面白いエピソードを。

 我々のすぐ後ろで試合中ずーっとうるさいおじさんがいた。熱狂的なマン・シティーファンなのだろう。応援歌も歌うし声援も送るが、ヤジも飛ばす飛ばす(苦笑)特に途中出場のアデバヨールには容赦ない。かなりの高給取りであるアデバヨールが守備をしない、全力でチェイシングしないのが許せないらしく、「Adebayor! Get out of the pitch!! (アデバヨール!ピッチから出ていけ!!)」と何度も叫んでいた。しまいには"怠け者"を意味する"lazy"を付けられ"レイジィバヨール"と呼ばれ「Lazybayor! Get out of the pitch!! (怠け者アデバヨール!ピッチから出ていけ~!!」に変わっていた。Lazybayorって・・・(苦笑)

 さんざんレイジィバヨール(笑)にヤジを飛ばして、「お前もなんでこんな選手使うんだ!?マンチーニ!!」と監督にも文句をぶつけていたこのおじさん、最終的にマン・シティーが2-1で勝利を収めると、それまで散々ヤジったことなどすっかり忘れて誰よりも大きな声で勝利の歌を歌っていた(笑)しかも「よくやったシティー!よくやったぞマンチーニ!!」って(笑)もう勝ったからなんでもいいのね(苦笑)

 と、こんな面白い人にも会えて(?)心から楽しめた。でもあのおじさんは強烈だったなぁ・・・(笑)

まっちゃん

私事ですが・・・

 She is my angel☆

 私事で大変恐縮ではありますが・・・この度、赤ちゃんを授かりました♪

 

 2011年11月10日(水)11:30pm、2862gの元気な女の子の赤ちゃんがこの世に生を受けました。天使の誕生です。名前は千紗(ちさ)といいます。両親も待ちに待った初孫に大喜びです。これからの孫の溺愛ぶりが目に浮かびますが仕方ありません(笑)とにかく松村家に生まれてきてくれたこの天使を全員で大切にしていきたいと思います。

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誕生直後の千紗

 

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まさに天使♪

 

 あ、ちなみに千紗は去年結婚した弟夫婦の子です。みなさん勘違いしないように・・・。松村崇史、28歳(もうすぐ29歳!)独身ですから(笑)

おじさんになった まっちゃん

UKリポート 【Birmingham City vs Everton編】

UKリポート 【Birmingham City vs Everton編】

 Whatching Premier League was first time in my life!! 

 10月2日(土)、いよいよ人生初のプレミアリーグを観戦することに!

 

 午前中、U-11の試合を行いランチを食べた後、プレミアリーグのバーミンガム・シティー vs エバートンの試合を観にバーミンガム・シティーの本拠地St. Andrew'sへ。スタジアムの近くまで来るとなんと警察が我々のバスを先導してくれた(笑)まるでVIPのような扱いに嬉々としながらスタジアムに乗り込む。

 

 到着するとさっそく子どもたちはグッズ売り場へGO!ユニフォームからマフラー、帽子そしてマッチデープログラムなど様々なグッズを買ってそれぞれ観戦の準備を整える。

 

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謎の応援グッズ・・・子どもたちには大人気(笑)

 

 スタジアムに入ると両チームの選手がウォーミングアップ中。スタンドはまだまだ空席が目立つ。St. Andrew'sは100年以上の歴史を持つ典型的なイングランド式のスタジアム。スタンドからピッチまでが近くすぐそこに選手がいる状態。バーミンガム・シティーには元マンUのGK、ベン・フォスターや元アーセナルでバルセロナからレンタル移籍中のフレブ、202cmの超大型FW、ジキッチなどがいて、エバートンには元マンUのフィル・ネヴィル(マンUのガリー・ネヴィルの弟)やオーストラリア代表のケーヒルなどがいる。でも、一番目立っていたのはエバートンのフェライニという選手。そこまで有名な選手ではないが、あの長身(194cm)にあのアフロヘアーはインパクト大(笑)一度見たら忘れられない・・・。もちろんプレーも良かった。長身の割にはボールタッチも柔らかく印象に残る選手だった。

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左端の25番(アフロ)の選手がフェライニ

 

 さて、肝心の試合内容だが、ホームのバーミンガム・シティーがボールを持つ時間が長かったがこれといって攻撃の形が見られない。逆にエバートンのほうがカウンターを中心に効率よく攻めていた。後半早々のオウンゴールという不運な形の失点が象徴するようにこの日のバーミンガム・シティーは歯車が噛み合わない。1点を追って攻撃の姿勢を強めるために残り20分から202cmのFWジキッチを投入。ジキッチめがけてロングボールを放り込むシンプルだが最も効果的なパワープレーに出る・・・かと思いきや、これが全然。せっかくジキッチが入ってきたのになかなかボールをジキッチに入れない。ボールをキープしながら攻め込もうとするのだが、シュートまで行けない。これじゃジキッチの高さを生かせない。もっとシンプルにロングボールを入れたほうがチャンスを作れる気がしたが、なかなかロングボールを蹴り込まない・・・。観ているこちらがヤキモキする展開が続く。

 さらにようやくロングボール!と思ったら肝心のジキッチが競れない競れない・・・。ジキッチめがけてのボールも少ない(意味ないじゃん!)が、いざジキッチに向けてボールが蹴り込まれても当のジキッチが落下地点、ジャンプのタイミングなどをことごとくミスするので万全の状態で競り合えない。これではチャンスが作れない。

 

 そんなチグハグな攻撃に終始しているとやはり痛い目をみることに。迎えた後半ロスタイム。敵陣深くでFKを得たエバートンはリードしていることもあって余裕を持って再開。ボールをキープしながら時間の経過を待つのかなと思った矢先、一気にドリブルのスピードを上げDFを振り切るとするどいクロス。そこに飛び込んだのは日本人なら誰しも彼の恐ろしさを知るオーストラリア代表のケーヒル。見事なダイビングヘッドがゴールに突き刺さり2-0。これで勝負あり。エバートンファンは狂喜乱舞し、バーミンガム・シティーファンはスタジアムを後にし始める・・・。しかもこのゴール、エバートンファン側でのゴールだったのでゴール裏をいっぱいに埋めたエバートンファンはスゴイ騒ぎ。ケーヒルもどうだと言わんばかりの表情でエバートンファンの前で両手を広げる。エバートンファンはそれを見て「ケーヒル!ケーヒル!」の大合唱で大盛り上がり(苦笑)やはりこの雰囲気は最高だ!

 集団でここまでの大歓声が起こせるのか、とビックリするぐらいの声量。喜怒哀楽もはっきりとしていてわかりやすい(笑)ゴールが決まれば喜びを爆発させるし、選手がファウルを受けたり不利なジャッジだったら容赦なく怒る(でもすぐ収まる)し、負けたらこの世の終わりか・・・ぐらいの表情でスタジアムを去り、勝ったらそれまでどんなに悪いことが続いた日でも「今日は最高の日だな♪」って顔をして帰路に着く・・・。これがFootball cultureだ。年齢、性別を問わず誰もがひいきのチームを心から応援している。それが本気だからこそ、あれだけの声となり、称賛になり、叱咤激励になる。一人一人が本気になればこれだけの雰囲気が作れるのだ。これはやはりその場で直接感じなければわからない。ちょっと日本のJリーグでは味わったことのない感覚に鳥肌が立ったのを覚えている。

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エバートンのゴール後

 

 結局アウェーのエバートンが効率の良い攻撃で2-0でバーミンガム・シティーを粉砕した。バーミンガム・シティーはフレブが技術の高さを見せつけさすがと思わせたが、いかんせんこの日はチグハグだった。特にジキッチを生かせないのは問題。宝の持ち腐れとはこういうことを言うのだろう。いくら武器があってもそれを効果的に使えないのなら意味がない。それは本人の問題もあるだろうが、一番はチームとしての共通理解。この選手はこういう特徴があるからそれを生かすためにはどうすればいいか、を共通認識として持っていなければならない。その点でこの日のバーミンガム・シティーはもう一歩だったと言わざるを得ない。

 "勝ちに不思議の勝ちあれど、負けに不思議の負けはなし"

この言葉の通りである。

まっちゃん

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