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スタッフブログ

2010年10月

UKリポート 【Wembley Stadium編】

UKリポート 【Wembley Stadium編】

 I like small stadium better than big stadium.

 日本にも小さくてもいいからサッカー専用スタジアムを!

 

 スタジアムツアー編、最後はFootballの聖地と呼ばれるWembley Stadium。主にイングランド代表の試合やFAカップ決勝などの際に使用される。日本でいうところの国立競技場だろうか。2010‐2011チャンピオンズリーグの決勝戦(2011年5月28日)の舞台にも決定しており、その後は2012年のロンドンオリンピックのサッカー決勝戦やW杯がイングランドで開催されたならばW杯の決勝戦も行われることになっている。

 現在のWembley Stadiumは旧Wembley Stadiumを解体し、新しく建設され2007年3月に完成したイングランドでも比較的新しいスタジアム。シンボルであるアーチが輝いている。イングランドのサッカーを代表するスタジアムなだけに設備も最新。ロッカールームも超豪華!材質が違う・・・。他にもプレスルームやらラウンジやらとにかく豪華。そして9万人もの収容人数を誇る観客席。圧巻。ここが満員になったらと思うと鳥肌が立った。

 

 しかし、期待していたほどの雰囲気ではなかった。スタジアムツアーも5ヵ所目で見慣れてしまっていたのだろうか。それとも最新式のキレイなスタジアムだからだろうか。思い描いていたのは旧ウェンブリー。1995年に日本代表がイングランド代表と試合をした、井原選手が歴史的なヘディングゴールを決めた、柱谷選手が必死のクリア(ハンド)を試みた、あの旧ウェンブリー。どこかレトロな雰囲気を感じさせるが、同時に歴史も感じさせるあの独特の雰囲気・・・。かつてのシンボルだったあのツインタワーが醸し出す荘厳とも呼べる雰囲気はそこにはなかった。もちろん現在のものだって世界有数のスタジアムに間違いはない。こちらの期待値が高かった分を差し引かなければならない。がっかりとはいかないまでも大満足!というわけでもなかった。もちろんスタジアムツアー自体は満喫したけれど(笑)

 

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FAカップの優勝トロフィー(レプリカだけど・・・)を掲げての記念撮影

 

 やはり性格的に(?)新しかったり大き過ぎるよりは古くても小さくてもいいから雰囲気のある、趣のあるスタジアムのほうが好きなのだ。その意味ではWembley Stadiumは個人的にtoo muchだったということ。Wembley StadiumよりもThe City GroundやWhite Hart Laneのほうが好みだということ。いくつもスタジアムを見ていくうちに、やはりピッチとスタンドの近いサッカー専用のスタジアムの良さ、素晴らしさをひしひしと感じた。日本にはまだまだサッカー専用のスタジアムが少ない。小さくてもいいからこれからは日本にもどんどんサッカー専用スタジアムができることを願ってやまない。だってキャパシティだけ大きくても空席が目立つようなスタジアムでは・・・。

 例えば5万人収容のスタジアムに3万人の観客が入った試合と、3万人収容のスタジアムに3万人の観客が入った試合ではスタジアムの雰囲気が大きく違うと思う。ホームチームの選手たちもどちらのほうがモチベーションが高まるかといったら後者だろう。日本ではキャパシティを大きくし過ぎるために良いスタジアムが作られないのではないだろうか。もちろんその背景には陸上競技場との併用という問題があるが、これからはコンパクトでもいいからそういった部分を考えたサッカー専用スタジアムの建設を目指してほしい。

 

 ・・・と話題が少しずれてしまったが(苦笑)とにかく数々のスタジアムを訪れてみて感じたのはやはりこの国のFootball cultureはスゴイ!ということ。日本ではスタジアムはほぼ地方自治体の持ち物であり、各クラブが借りている状態だが、この国では各クラブがスタジアムを所有している(!)のだ。各クラブの規模・資金に応じて差はあるが、これはものすごいこと。そして各クラブのサポーターはそのスタジアムを我が家のようにとらえている。この文化はやはり築き上げてきた歴史の差なのだろうか。このレベルに日本が到達する日は来るのだろうか?

 

 でも、もしそうなる日が来たら日本は世界でもNo.1になれると思う。

まっちゃん

UKリポート 【White Hart Lane編】

UKリポート 【White Hart Lane編】

 Do you actually sleep naked?

 プレミアリーグの監督は大変だ(笑)

 

 次に訪れたのはロンドンにあるトッテナム・ホットスパーの本拠地White Hart Lane。かつて2002年W杯で活躍した戸田和幸選手も所属したことのあるチームで、現在はピーター・クラウチファン・デル・ファールトデフォーなどが所属している。過去にはスティーブ・ぺリマンオズワルド・アルディレスといったJリーグでも監督を務めた人物が選手・監督を務めていたこともあるし、ガスコインリネカークリンスマンベルバトフといった選手も所属していた名門である。

 

 ここでのハイライトは記者会見などの行われる部屋で、実際に監督の座る椅子に子どもたちが座って記者会見ごっこをしたことだろう(笑)監督になりきった子が監督の椅子に座ると周りの子から容赦ない質問が飛ぶ。「アーセナルファンって聞きましたが本当ですか?」とか「真っ裸で寝ているというスキャンダラスな情報を得ましたが?」など(笑)監督役の子はしどろもどろになりながらもしっかりと(?)答えていた。会場は爆笑で包まれていた・・・(笑)

 また、ここもW杯イングランド開催を見据えた新スタジアムの構想があり、それを見ることができた。ノッティンガムでもそうだが、1966年以来のW杯をなんとか招致すべく気合が入っているのを感じた。もちろんW杯だけが理由ではなく現在使用しているスタジアムの老朽化などの理由もあり、新スタジアムの建設に踏み切っている。きっと素晴らしいスタジアムになることだろう。

 

 でも個人的には現存するスタジアムも味があって好きではある。特にここのロッカールーム、トッテナム側は広く作られているしすごくキレイでTVなども最新のものが揃えられているのに対し、ビジター側は「えっ?ここをプレミアリーグの選手たちが使ってんの!?」と疑いたくなるようなロッカールーム・・・(苦笑)ここまで差をつけるか、ってくらい格差が感じられ面白かった(笑)まさにアウェーの洗礼。日本のスタジアムではまず見られない光景なのではないだろうか。

 

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新監督に就任したSam Horn氏(15歳)

 

 次回、スタジアムツアー編最終回!Footballの聖地Wembley Stadium編!

まっちゃん

UKリポート 【The City Ground編】

UKリポート 【The City Ground編】

 We must not forget "The Hillsborough Disaster"...

 この出来事を忘れるわけにはいかない・・・。

 

 今回のEngland Tourでは試合観戦を含め数多くのスタジアムに足を運んだ。その中でもスタジアムツアーを行ったのは全部で5ヵ所。Reebok Stadium(ボルトン)Old Trafford(マン・U)The City Ground(ノッティンガム・フォレスト)White Hart Lane(トッテナム)、そしてFootballの聖地Wembley Stadium(イングランド代表)。Reebok StadiumとOld Traffordはすでに紹介したので、残る3つを順番に紹介していこうと思う。

 

 まず、ロビン・フッドで有名なノッティンガムのクラブ、ノッティンガム・フォレストの本拠地The City Ground。このノッティンガム・フォレスト、今でこそチャンピオンシップ(プレミアリーグの下)に属しているものの知る人ぞ知る名門クラブでもある。イングランドでも2番目に古い歴史を持つ(1865年創設)クラブであり、1992年から始まったプレミアリーグのオリジナルクラブでもある。しかもチャンピオンズリーグの前身UEFAチャンピオンズカップを1979年、1980年と2連覇している。そして1980年に日本で開催された第1回トヨタカップにヨーロッパチャンピオンとして出場した(その時は惜しくも負けてしまった・・・)クラブでもある。かつてロイ・キーンがプレーしたりジョン・テリーもレンタル移籍していたこともある。

 

 スタジアムツアーが始まるといきなりスタンドに案内された。するとそこではノッティンガム・フォレストの控え選手たちと大学生チームの練習試合が行われていた。案内役の人は「試合はあと10分くらいだからそれまでゆっくり観ていて下さい。あ、でもウチの応援をしながらね☆」と言って特別にスタンドで観戦させてもらえることになった。もちろん子どもたちはその好意に報いるべく、ノッティンガム・フォレストのゴールが決まると熱狂的なファンのごとき拍手&歓声を上げていた(笑)

 その後スタートしたスタジアムツアーではチャンピオンズカップのトロフィー(通称ビッグイヤー)や2018年(2022年)のW杯イングランド開催を見据えた新スタジアムの構想なども目にすることができた。

 

 だが、やはり最も興味深かったのがクラブの歴史。特に"ヒルズボロの悲劇"と呼ばれるイングランドサッカー史上最悪の事故の当事者クラブとしての思いは大きかった。正直、それまで事故の詳細までは知らなかったが、これをきっかけに詳しく知ろうと思ったし、いろいろと考えるきっかけになった。事故のない安全なスタジアムでサッカーが観られることの幸せ。今後はこのような事故がスポーツの世界で起きないことを願う。

 

※ヒルズボロの悲劇

 1989年4月15日、ヒルズボロ・スタジアムで行われたFAカップ準決勝、リヴァプールvsノッティンガム・フォレストの試合中に起きた事故。当時立見席だったところにキャパシティを超えるリヴァプールファンが押し寄せ、多数のファンが身動きが取れないほどの状態になり窒息するに至った。最終的には鉄柵が倒壊し、死者96名、負傷者200名以上を出す大惨事となった。この事故がきっかけでイングランドのスタジアムでは立見席が廃止され全て座席となった。

 

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ノッティンガム・フォレスト(控え選手)vs地元の大学生チーム

 

 次回はトッテナム・ホットスパーの本拠地、White Hart Lane編!

まっちゃん

ただいま

ただいま

 I came back to NZ from the UK.

 無事、UKからNZに帰国。

 

 え~、UKからの更新がなかなかできないまま昨日NZに帰国いたしました(苦笑)しかも昨日は長時間のフライトに加え、空港に着くとそのまま練習に行くという日本代表の海外組ばりのなかなかハードなスケジュールだったため・・・。England Tourについては今後、振り返るかたちでUPしようと思います。今しばらくお待ち下さい。

 でも内容はメチャクチャ濃かったので・・・ご期待下さい♪

まっちゃん

from UK ③

from UK ③

 Old Trafford is very very fantastic!

 ここに来ただけでもEngland Tourについて来た甲斐がある。

 

 今回のEngland Tourでは試合観戦の他にいくつかスタジアムツアーが組まれている。第1弾はReebok Stadiumだったが、第2弾はなんと!かの有名なマンチェスター・ユナイテッドの本拠地、Old Trafford!かつてカントナベッカムC・ロナウドなどが活躍し、現在でもルーニーギッグスリオ・フォーディナンドベルバトフオーウェン朴智星などがここで戦っている。別名"the Theatre of Dreams"(夢の劇場)と呼ばれ数々の名勝負が繰り広げられてきた。

 

 バスで到着すると子どもたちはもう大興奮!それはこっちも同じだったりするがそこは努めて冷静を装う。スタジアムツアーが始まってもみんなの興奮は収まらない。それどころかますますヒートアップ(苦笑)でもまぁその気持ちもわからないでもない・・・。誰だってここに来ればこうなるはず。それだけの場所だし、独特の雰囲気がある。今まで見てきたスタジアムにはない、特別な雰囲気。こう、なんというか格式が高いスタジアムというか・・・。言葉ではなかなか伝えきれないがとにかくやっぱりOld Traffordはすごかった。

 

 みんなカメラ片手に写真撮りまくり。ロッカールームでもお気に入りの選手のユニフォームと一緒にパチリ。選手が座るベンチでも選手になりきってパチリ。気分はもうマン・Uの一員だ。極めつけは選手の入場口から試合の時と同じようにして入場していく演出。2列に並んで入場していくのだが、マン・Uファンの子は我先にとマン・U側の列に並び、もうそれぞれがルーニーやギッグスになりきっていた(笑)一方、マン・Uファンじゃない子たちは逆側に並びアーセナルやチェルシーなどそれぞれひいきのチームの選手になりきって入場。子どもたちにとってはこれ以上ない演出だったのではないだろうか。

 

 スタジアムツアーが終わるとマン・Uのオフィシャルショップでお待ちかねのショッピングタイム!マン・Uのユニフォームを買ったりお土産用にいろいろなグッズを買っていた。我々の他にもたくさんの人がいて、ここの売り上げは相当なものだろうなぁと思った。やはり世界でもNo.1の人気チームなだけある。

 

 その後は併設されているマン・U博物館へ。そこでは数々のトロフィーなど栄光の歴史が確かめられるがその数がハンパない(汗)やはり築いてきた歴史、勝利が他のクラブとはケタ違いだ。歴代のユニフォームや選手の紹介などもあり見応え十分。スタジアムツアーとともに非常に価値のあるものだった。

 

 Old Traffordマンチェスター・ユナイテッドというクラブはやはりすごかった。世界No.1ではないだろうか。それだけの歴史、人気があるのだが、それ以上にクラブとしての格式の高さがうかがえた。スタジアムはもちろんだが、クラブにかかわる職員、スタッフまでもがマン・Uの一員としての誇りと自覚を有している。佐藤部長が常々お話しして下さる「品格」というものが備わっていると感じた。やっぱり来てよかった。

まっちゃん