オールナイト(CL決勝編)
Let's watch Champions League final!
パーティーナイトはまだまだ終わらない・・・。
当初の予定では誕生日パーティー後はおとなしく帰宅するつもりだった。しかし、誕生日パーティーが終わりに差し掛かった頃、ある人から「この後どうするの?」と聞かれた。特に何もないと答えると「CL決勝観に行かない?」と。そう、現地時間(スペイン、マドリッド)の5月22日夜、NZでの5月23日早朝にCL決勝、インテルミラノvsバイエルンミュンヘンが行われるのをすっかり忘れていた。これはもう行くしかない。CL決勝を観るためにスポーツバーへ向かうアラサー(around30)男3人。時刻は朝の5:00・・・。
店に着き、中に入ろうとすると「Hey!Guys!」と入口で止められた。「えっ?なに!?」とビビりながら話を聞くと、キックオフは6:45だから入店は6:30からでそれまで店内の掃除やらをするとのこと。そういうことなら仕方ない。店の前で待つことにした。男3人で夜明け前に店の前でおしゃべり。とはいえじっくり話すのは今日が初めてだったので盛り上がる盛り上がる!サッカーコーチにイタリアに3年間住んでたイタリアンレストランのシェフに富山出身の自作DVDの主役となかなかのメンツ。普通だったら接点がなくてもおかしくないのに「サッカーが好き」ってことは共通してたので一気に打ち解けられた。サッカーとは不思議なものだ。
するとここで思わぬ展開に。会話に夢中になっていると、突然「Matchan?」と声を掛けられた。こんな時間にこんな所で一体誰だ!?と思い顔を上げてみると・・・そこにはWYNRSで働いているドイツ人のデイビットが(笑)そう、デイビットは大のバイエルンミュンヘンサポーターなのだ。どうやらCL決勝が待ちきれなくて早く来すぎたらしい(笑)しかも超興奮していていつものデイビットではない・・・(苦笑)もうすでに飲んできているってこともあるが、見ていて面白かった(笑)ただ、ここでもサッカーの魅力を再確認した。自分のひいきのチームの試合(しかも大一番)になると普段は見せない部分が顔を覗かせる。サッカーの魔力とでもいうのだろうか・・・。
結局デイビットも一緒に観ることに。簡単に紹介を済ませるとあとはもう大丈夫。サッカーは世界共通。サッカーで日本人もドイツ人も打ち解けられる。サッカーって本当にすごい。
店内はデイビットよろしく、バイエルンサポーターがインテルサポーターの数を上回っており、「Bayern!Bayern!」の大合唱。デイビットも例外なくバイエルンのユニフォームを着て、すでに臨戦態勢(笑)試合前から勝利を信じて疑わない。試合の予想を聞かれて「1-0でインテルが手堅く勝つんじゃないかな~?」と答えると「え!?マジで言ってんの?2-0でバイエルンだよ♪」と根拠のない自信に満ち溢れていた。・・・そう、試合前は。
結果はご存じのとおり、バイエルンが圧倒的にボールを保持しながらもインテルの鉄壁の守備の前に得点を挙げることができず、逆にインテルの理想的なカウンターの前にあっけなく2失点を喫し、終わってみれば2-0というスコアでインテルがチャンピオンに輝いた。モウリーニョ率いるインテルはやることがはっきりしていて盤石だった。特にあのカウンターは圧倒的。一気にゴール前まで行き、シュートまで持っていける。まるで某リーグのK奈川大学のようだった・・・というのは言い過ぎか(笑)
バイエルンはボールポゼッションでは圧倒していた(バイエルン65%に対しインテルは35%)が、リベリーを欠いたことで攻撃がロッベン頼みになってしまった。確かにロッベンは1人で試合を決められる選手ではあるが、インテル側がよく抑えていた。カンビアッソ、サネッティあたりのケアの仕方は尋常じゃなかった(苦笑)モウリーニョはリアリスティックに勝利を目指し、それをピッチ上の選手達がハードワークで応えた結果、優勝を手にできたんだと思う。あそこまで能力のある選手達をあれだけハードワークさせたモウリーニョの手腕はさすがと言わざるを得ない。インテルはチャンピオンにふさわしいチームだった。
ところで、試合中のデイビットはというと・・・。試合が始まると食い入るように画面を見つめ、バイエルンと一緒に戦っているようだった。が、見事なカウンターが決まり先制点を決められると表情が固まっていた(汗)0-1で迎えたハーフタイムに声を掛けると、「まだまだ大丈夫!逆転するさ!」と言っていたものの、表情は引きつっていたように思う(苦笑)
そして後半、決定的な2点目が決まった時のデイビットは・・・。もう茫然自失。ただ画面を見つめることしかできていなかった。きっと目の前の光景が信じられなかったのだろう。試合前にあれだけ興奮していたデイビットはもうそこにはいなかった(笑)試合終了後もしばらくはボーっとしており、目の前の現実を受け入れられない、といった様子だった。こちらが声を掛けるのをためらうくらい落ち込んでいた(苦笑)まるでこの世の終わりかのような・・・。勇気を出して「Don't worry・・・」と言うとどこか悲しげな笑顔で応えてくれた。
こうして店を後にした我々は帰路についた。みんなぐったりしていた。やはりアラサーの身体には夜更かしは堪える(苦笑)こうして長かった夜が終わったのだった。でもこんなにも面白い夜もなかなかない(笑)楽しかった。
まっちゃん
2010年5月24日 21:12 | カテゴリー: from NZ | コメント (0) | トラックバック (0)









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