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スタッフブログ

2010年2月

B級ライセンス(エピローグ編)

 エンジョイ編から始まったB級ライセンスの報告も6回目でいよいよ最後。前回の様子はこちら・・・

 

 バルサvsマンUの第2戦も0‐0で残り時間もわずかとなった。是が非でも1点が欲しいバルサは前線のポジションを修正して最後の攻めに出る!

 ・・・結果的にこの采配はズバリ的中した。試合時間も残り3分を切った試合終了間際、劇的なゴールが生まれた。ポジションチェンジをきっかけに攻撃が噛み合ってきていたバルサ。それが最後に花開いた。マンUゴール前になだれ込むと流れるようなパスワークからラストパスに反応したのは・・・ボランチの位置からペナルティエリア内まで走り込んだ選手だった。駆け上がってきた勢いそのままにスライディングシュート!マンUのDFも懸命に足を伸ばすがわずかに届かない!GKも反応するがシュートは見事なコースを突き、ゴールネットに突き刺さった。

 その瞬間、歓喜に沸き、シュートを決めた選手に折り重なって喜びを表現するバルサイレブン。一方のマンUイレブンはガックリとその場に倒れ込む。まさに天国と地獄。副審という立場上、あからさまに喜びを表現できなかったのが残念だが、心の中ではめちゃくちゃ嬉しかった。今にも飛び出して行って歓喜の輪に加わりたいというのが本音だった。しかし、それをグッとこらえ自らの役目を全うするべく気持ちを切り替えるのに苦労した(涙) 

 その後はまだ諦めないマンUとなにがなんでも逃げ切ろうとするバルサ、という構図で試合が展開されたが、いかんせん残された時間が少なかった。程なくしてバルサの勝利を告げるホイッスルが鳴り響いた。2戦合計3-3。しかしアウェーゴールの差で、見事我々バルサが勝利を収めたのだ!

 

 思えば厳しい戦いだった。様々なドラマがそこにはあった。好プレー、珍プレーの数々・・・。その全てが今では良い思い出。試合終了後の挨拶が終わるとお互いに健闘をたたえ合い、握手と抱擁。この瞬間が一番好きだ。バルサの選手もマンUの選手も、審判団も。お互いがお互いをリスペクトし、最高の笑顔を見せるこの瞬間はなにものにも代えられない。みんな、本当にナイスゲーム!!

 

 最後に。最後に、プレーしていてスゴイなと感じたシーンがあったので紹介しておこうと思う。

 第2戦もキャプテンの大役を任されたにもかかわらず、特に見せ場も作ることもできなかったが、唯一チャンスを作りかけたシーンがあった。それは自チームのDFがボールを回している時、下がってもらうフリをして相手を引き付けた瞬間、一気に相手の背後を取るべくダッシュ!もちろんこの動きを見ていてくれるだろうという確信もあった。そしてパスも出してくれると思っていた。なぜなら助っ人である現役Jリーガー(元日本代表)だったから。

 すると思い描いていた通りのパスが出てきたのだ。案の定、一発で裏を取れていたので一気にGKと1対1・・・!と思いきや、ファーストタッチを理想のところに止められず相手DFのカバーに合いシュートまで行けなかった。最後はミスでチャンスをモノにすることはできなかったのだが、このシーンは鳥肌が立った。こういうパスの出し手と受け手の意図がピッタリ合った時の快感、久々に味わった気がする。プレーヤーを離れて久しいが、もう一度プレーヤーとしての情熱に火がついたかもしれない・・・。

 

 ここまで、B級指導者養成講習会のことを長々と書き綴ってきたが以上で終了。こんなに長くなってしまったのも書き残しておきたいことがこれだけたくさんあったから。こんなに最高の経験をさせてくれたB級第11コースの仲間に感謝!みんな本当にありがとう!!

RIMG0517.JPG

 

 次回、重大発表をさせてもらいます。しばしお待ちください。

まっちゃん

B級ライセンス(ファイナル編)

 いよいよバルセロナvsマンチェスターUの第2戦が始まる。前期と大きく違うのは写真を見れば一目瞭然。そう、ユニフォームを作ったのだ。岐阜でスポーツ店を営む人(HPはこちらブログも必見!)がいたので、その人に依頼。忙しい中ほとんど儲けもない状態にもかかわらず素晴らしいユニフォームを作ってくれた。しかも1人1人ネーム入り。世界に1つだけのオリジナルユニフォームだ。後期の初日に手にした時は嬉しくて仕方なかった。

 ちなみに、背番号の希望も聞いてくれた。バルセロナってことで第1希望を「21」、第2希望を「14」でお願いしておいた。両方好きな番号で、「21」はルイス・エンリケ、「14」は言わずと知れたヨハン・クライフの背番号である。結局、希望が通り背番号は「21」だった。一方のマンUは・・・「名簿の上から順番に番号ふってって。」という鶴の一声で機械的に背番号が割り振られた模様・・・(汗)

CIMG2960.JPGのサムネール画像 マンチェスターU

 

    バルセロナ CIMG2962.JPGのサムネール画像

 

 さて、試合の前にバルサvsマンUでセットプレーゲームを行った。CKやFK、スローインを含めて1チーム15回の攻撃。何点取れるかを競った。いわば前哨戦。結果は・・・。

 我々バルサの勝利!みんな高い集中力を保ち、失点を防いだ。PKもGKがファインセーブし、こぼれ球も大人気ない反応で蹴り出した。このシーンはプロの本気が垣間見れた・・・。

 攻撃時にはなんとか得点に絡めた。左サイドから送ったクロスから得点が生まれた。どうやら自身の調子は良さそうだ。試合に向けて準備は整った。

 

 ここで状況をおさらいしておこう。第1戦、マンUホームでの試合は3-2でマンUが勝利した。バルサホームの第2戦でマンUは引き分け以上で勝ち、バルサはアウェーゴールのアドバンテージがあるとは言え、勝たなければならない。我々はゴールを奪い、勝つというミッションが課せられた。

 それを成し遂げるため、このオフ期間にかなり強力な補強も行った。元日本代表CBを獲得し、守備の強化を図ることができた。強力な助っ人を得たバルサは第1戦のリベンジを果たすべくキックオフ直後から積極的に攻め込んだ。一方のマンUは、ある種開き直ってしっかりと守備を固めてきた。「引き分けでもいい」という大人のサッカーを展開。それでも時折するどいカウンターを見舞ってくる・・・。前半だけでもヒヤッとしたシーンが何度か。第1戦ではシュート3本で3失点した我々バルサ、「これはマズイッ!!」と思ったシュートもあったが、この日のウチのGKは違った・・・。現役時代(元プロ選手です)を彷彿とさせるかのような反応を見せゴールに鍵をかける。

 前半を0-0で折り返すと、両チーム選手交代をし後半に臨む。第2戦もキャプテンを任されたが、前半でお役御免となった・・・。チームの勝利を信じ、後半は副審として試合を支えた。

 

 後半は外から見ていたので余裕もあり、様々なプレーがよく見えた。まず、第1戦の超ロングシュートを再現するかのようなシーンがあった。マンUのGK、そしてシュートを放ったバルサの選手共にあの時と同じ。今回はその時よりもわずかに距離が遠かったが、それでも狙った・・・。みんなあの時の記憶がよみがえる。「ま、まさか!?また!?」ボールはグングン飛んでいく。副審の位置から見ていると、ゴールの高さを越えるほどでもない。マンUのGKを見ると・・・やっぱり前に出てる!余裕がありそうには・・・見えな~い!こ、これは・・・(汗)

 マンUのGKが背走しながらジャンプ!ボールには・・・届かない!が、ボールはゴールの横に外れていった・・・。その瞬間、その場にいた全員がなんとなくホッとした気がする。後で聞いた話では両者共に前回のシュートが常に頭の中にあったようだ。「アイツ狙ってんな。」「あ、前に出てる。」そんなことをずっと意識していたようで、我々にはわからない戦いが繰り広げられていたのだった。試合後にそんな話を聞いてみんなで大爆笑だった(笑)

 

 試合のほうは、いよいよ得点が必要なバルサだったがいまいち決定的なチャンスを作れずにいた。運動量とボールキープでは上回りながら、最後のところで噛み合わずシュートまで持ち込めない。一方のマンUは必死に耐えながらいざとなったらドリブルを駆使してフィニッシュまで持ち込む。マンUにとって最大のチャンスは後半も残りわずかとなった時。左サイド深くまで切り込みクロスを上げると、ここぞとばかりに右SBが飛び込んできた。虚を突かれたバルサDF陣はマークに付けなかった。クロスはピンポイントで合わされ、至近距離からどフリーでのヘディングシュート!万事休す・・・。誰もがゴールを確信したが、ただ1人諦めていない男がいた。

 あたり損ないではない。しっかりミートされたヘディングシュートは確実にゴールの枠をとらえていた。しかしそこにこの男はいた。信じられない反応でボールに跳びつき、見事にシュートストップ!決まったかに見えたシュートを掻き出したのは、この日セットプレーゲームから神がかり的なセーブを連発していた我らの守護神だった。第1戦、シュート3本で3失点の汚名を返上して余りある活躍。GKは"当たり"出すと止まらないとはよく言うが、まさにその通りだった。

 

 こんなスーパーセーブを見せられて奮起しないバルサではない!ギリギリで踏ん張ってくれているDF陣に応えるためにもゴールを!

 しかし相変わらず前線のバランスが今一つ噛み合わない。外から見ていてポジションの修正が必要だと思った。でも、副審の身で口出しはできないし監督は選手として出場しているので指示など出せそうにない。このまま時間が過ぎるのを待つしかないのか・・・。

 その時だった。交代してすでにベンチに退いていたチームの最年長が「○○と●●、お前らポジション代われ~!」と指示を出してくれた。それは理想的な采配だった。自分自身のイメージ通りの采配を見事に振るってくれた。さすが経験豊富なベテラン。この人も元日本代表CBと共に獲得した助っ人である。補強は正解だった。

 

 このポジションチェンジをきっかけにバルサ攻撃陣の歯車が噛み合ってきた。しかし残された時間はあとわずか。ゴールを奪うことはできるのか・・・!?

 

 ・・・と、クライマックスを迎えたバルサvsマンUの第2戦。次回に続くっ!!(TVドラマみたいにじらします♪)

 

まっちゃん

B級ライセンス(ゲーム編)

 B級指導者養成講習会の、実技の集大成として11vs11のフルコートゲームを行う。前期・後期それぞれ1試合ずつ、計2試合。受講者を2チームに分けてのガチンコ対決!前期にレギュレーションを決め、ホーム&アウェー方式(アウェーゴールルール採用)で2試合合計スコアで勝敗を決定することに。チーム名はそれぞれマンチェスターUバルセロナということで強制的に決められていた・・・。

 後期に行われたバルセロナホームの第2戦の前に、ここで前期に行われた第1戦を振り返っておこう。

DSCN3065.JPGマンチェスターU

 

 バルセロナDSCN3063.JPG

 

 前期はマンUのホームで行われ、主審はコリーナ氏(似)が務めることになった。アウェーに乗り込む形となった我々は、前半守備をしっかり固め相手が前がかりになってきたところをカウンターで攻める、という戦術をとることにした。

DSCN3067.JPG しかし、その狙いとは裏腹に雨がそぼ降る中キックオフされた第1戦はホームのマンUがCKから先制点を挙げる。このヘディングシュートが1本目のシュートであった。1-0とホームのマンUがリードを奪ったが、ここでスーパーゴールが生まれる。

 中盤でボールを持ったバルサの選手。ハーフウェーラインぐらいだっただろうか。そこから右足を一閃。一瞬、FWへのロングボールかと思われた。・・・が、違う!ま、まさか・・・!?その場の全員が「え?マジ?ウソだろ?ウソだろ!?」と心の中で叫んだだろう。美しい放物線を描いた超ロングシュートは前目にポジションを取っていたマンUのGK必死の後退をあざ笑うかのようにワンバウンドでゴールに吸い込まれた。歓喜に沸くバルサ陣営。一方のマンU陣営もあのシュートは仕方ないといった表情。1-1の同点でハーフタイムを迎えた。

 

 後半に入ると両チーム選手交代を行い活性化を図る。一気に試合が動き出した。

 この時点でアウェーゴールにより実質リードを許しているマンUは特に攻撃の姿勢を強めてきた。フレッシュな選手の活躍で立て続けに得点を挙げ、3-1とバルサを突き放した。

 個人的にはここまでさしたる活躍もないまま、精力的に走り回っただけの印象しかなかった。なんとか挽回したいと思った矢先、残り10分(30分ハーフにも関わらず・・・)のところで足が攣ってしまいチームのために交代を申し出るというなんとも情けない有様であった・・・。

 

 ただ、その甲斐あってか(?)後半ロスタイムにFKからのゴール前の混戦を制し、我々バルセロナが2点目のゴールを決め3-2で試合終了。マンUホームの第1戦は両チーム合わせて5つのゴールが飛び出す見応えのある試合となった。マンUは幸先良い勝利となったが、バルサからすると貴重なアウェーゴールを2つも挙げ、ホームでの第2戦に望みをつなげる形となった。唯一バルサにとって痛かったのはシュート3本で3失点してしまったこと(涙)まぁこれは後期に向けて大いにネタになることになるのだが・・・(笑)

 

DSCN3062.JPG ともかく、その他にもいろいろネタ満載(超ロングシュートやコリーナ主審など)の第1戦で盛り上がった我々第11コースの面々は、後期の第2戦に向けてそれぞれユニフォームを作ろうという話になった(笑)受講者にスポーツ店の店長がいることも手伝って話は一気に加速した。後期に向けての楽しみがまたひとつ増えたのだった・・・。

 

 次回、バルセロナvsマンチェスターU決着編!いよいよ勝利チームが決まる!第1戦同様、白熱の試合展開の模様をお送りします。

まっちゃん

B級ライセンス(シリアス編)

B級ライセンス(シリアス編)

 講習会3日目は朝から1日指導実践。受講者1人1人が順番にコーチとなり受講者を選手として指導する。それぞれクジ引きにてテーマが決定しており、テーマに沿ったトレーニングを各自で考えて行う。午前中の順番だったので、緊張しながらのスタートとなった・・・。

 

 そして迎えた本番。テーマは「自陣からのビルドアップ」。ポイントを整理して臨んだので言いたいことは言えたのだが・・・。

 結果から言うと、出来はよくなかった。

 トレーニングのオーガナイズ(設定)が甘かった。手ごたえはあまりない。2日後にもう一度ある指導実践で取り返すしかない。気を取り直して午後に臨んだ。

 

 午後は選手としてがむしゃらにプレーした。口答試験も明日だし、これを精一杯やればいいと思えた。ある意味開き直ったら強い。

 午後はクロスからの攻・守がテーマになっていたりしたので、激しさも増した。その「クロスの守備」の時、FW役をやって会心のヘディングシュートを決めることができた!右サイドからのクロスに対してマーカーを振り切り、ニアに走り込みながらドンピシャのタイミングで叩きつけた!超キモチイイ!!

 しかも、DFの2人は元FC岐阜のキャプテンを務めたCBと元日本代表CB(アトランタオリンピックも経験してる!)で現役バリバリのJリーガー。実技の時からこの2人は抜きん出た守備を披露しており、そのポジショニングやクロスへの対応はさすがだった。対峙していて「得点するのは簡単じゃないな」と感じさせる存在感があった。これは新鮮な感覚だった。

 とは言え、その2人からシュートを決めることができたのはすごく嬉しかった。もちろんマークの受け渡しミスがあってフリーになれた、という部分はあるが・・・それを差し引いても嬉しかった。このゴールは自分にとっての勲章になった。

 

 そんなこんなで自分自身浮き沈みのある1日を終えた。ただしホッとしている暇はない。指導実践の失敗は指導実践で挽回するしかない。次の指導実践は同じテーマでスモールゲームを行う。前回の反省を生かし、より実戦に近い中でどれだけ良いコーチングができるか。まさにコーチとしての技量が試される。しっかりと準備して臨むしかない。

 

 そして迎えた指導実践2日目。

 自分なりによくできたと思う。もちろん完璧ではないので改善点も指摘されたが、前回の反省を生かすという意味では手ごたえがあった。少しでも成長できたことが嬉しかった。

 でも、ここで忘れちゃいけないのがみんなの頑張り。講習会も大詰めを迎え、疲労はピーク。みんな身体はしんどいはずなのに一生懸命プレーしてくれたからこそ、ハイレベルなトレーニングになったと思う。みんなありがとう!

 

 次回はバルセロナvsマンチェスターUの第2戦(H/A方式で第1戦はホームのマンUが3-2で勝利)をお送りします!

 

まっちゃん

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